もの日々ONE PIECE,ヒロアカ,ラブコメなど気になる漫画の感想や考察をつらつら書いてます! 

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「ONE PIECE」 忘れられ、傷つきあっても紡いできた”親子の絆”

   ▲  2014/06/09 (月)  ONE PIECE
ONE PIECE 74 (ジャンプコミックス)

”驚き”の展開から全てのドラマは終幕へ!!

「ONE PIECE」 74巻が発売されました!
ドレスローザの悲劇の真相や、”あの男”の登場で締めた前回からの続きとなる今巻。
ジャンプ掲載時に読んでいたにも関わらずキュロスの過去を一気読みした結果、
再び目から汗が止まらなくなりました。(泣)
さらにカバーをめくってから裏面を見たら涙腺崩壊!!
体の水分のほどんどを持っていかれちまいました...

そしてキュロスの過去を全て収める&シュガーが気絶する良い場面でオチを着けるために、
11話掲載をしてくれた尾田っちに感謝!!そこにシビれる!あこがれるゥ!
さて、今回の記事では週刊感想では挙げていなかった『キュロスとスカーレット』の親子について
書いていこうと思います!それでは本題へ。
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受け継がれる”人を傷つけない”という想い

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「何だその剣は・・・”刃”がねェじゃねェか・・・」

Dブロックの戦いでは決して剣を振るわなかったレベッカですが、
憎きドフラミンゴの部下であるディアマンテに満を持して攻撃します。
しかしその剣には”刃”がない事が判明、ディアマンテにダメージを与えられませんでした。
”刃”も無き剣で戦う!!
それはリク一族で受け継げれてきた戦い方でした。


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「そんな”刃”もねェ剣で何を斬ろうってんだ!?おっさん!」

剣闘士”リッキー”としてコロシアムの戦いに参加していたリク王は、
盾を持たず、素早い身のこなしで相手の攻撃をかわし、”刃”の無い剣で戦っていました。
”刃”の無い剣でコロシアムで戦っていたのはリク王だけでなく、
レベッカの父であり3000戦無敗の男でもあるキュロスもその一人。


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レベッカ 「お母様が人を傷つけてはダメだって・・・」
キュロス 「お前が傷つかない方法を教えるのだ!!」


レベッカが極力人を傷つけず、”刃”も無い剣一本だけで戦っていたのは、
無敗の男である父”キュロス”との特訓と、母”スカーレット”の教えから来ていたものだった!
「私いつか兵隊さんと同じ家に暮らしたいな」
ドレスローザの悲劇により大切な母を亡くし、父であるキュロスの記憶をも失くしてしまった
レベッカの”人を傷つけない剣闘士”としてのルーツを知って胸が熱くなりました!!
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忘れられ、傷ついたとしても”父”で在り続ける!!

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「何よ!!!親でもないくせにっ!!!」
「だってあなたは片足の!!”オモチャ”じゃない!!!」


うわあああああ・・・!!
”メラメラの実”を獲得できるチャンスだと意気込むレベッカに対し、
親心で「出場するな」と言った兵隊さん(キュロス)に吐き出してしまった言葉が重い!重すぎる!!
この時レベッカは兵隊さんを父とは知らずにヒドイ言葉を叫んでしまった訳ですが、
キュロスはもちろん、その真相を知る読者にとっても胸が痛むシーンです。
一緒に暮らしたい想いはあるのに、兵隊さんの真実を知らぬが故に傷つけてしまうレベッカ...


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「お母さまを守れなかった兵隊さんなんてきらい!!!」

思い返せば、レベッカは物心がついていない幼少期に母を亡くし、
そのショックから父とは知らずにキュロスを傷つけてしまう事もありました。
父親である記憶を失われ、片足の”オモチャ”になり、どんなに傷ついたとしても、
幼い我が子を守るためキュロスは父で在り続けました...



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殺人という重罪を犯したキュロスにとって、天使の様な子供を授かれた事は
何ものにも代えがたい事であり、レベッカはかけがえの無い存在。
「いつでもキミのそばにいる・・・!!!」
その思いは父である存在を忘れらたオモチャになっても変わる事はありませんでした。


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「キミがいつか幸せになれる日まで!!私はずっとそばにいる!!!」

それは母を亡くし、嘆き悲しむレベッカに対し誓った約束。
「兵隊さんは~勇敢で~♪いつでもキミのそばにいる~♪」
雪が降る寒い季節でも、キュロスはレベッカが不安で押しつぶされない様に
「いつでもキミのそばにいる」と言い続けてきました。
うう、どんな時も父としてレベッカを見守ってきたキュロスに目頭が熱くならざるを得ない!!
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”そうか・・・キミの中からも私は消えたのか”
”何もかも消えたのか・・・!!約束も・・・”


スカーレットの死に際に、自身の存在が消えてしまっていると気づくキュロス。
『人はいつ死ぬと思う・・・?(中略)人に忘れられた時さ・・・!!!』
ヒルルクが残した言葉にはワンピースにおける”死”の概念が象徴されていました。
ドレスローザの悲劇によりスカーレットは命を落としましたが、この時
人々の頭から存在を失くされたキュロスもまた、死んでしまっていたと言えるかも知れない...

しかし、それでもキュロスは”オモチャの兵隊”であったとしても”父”として生き続けた!!
どんなに傷ついたとしても、大事な娘であるレベッカを思い続けてきた16年間。
”オモチャの兵隊”としてではなく、一人の父親として、
レベッカと一つ屋根の下で暮らせる日は必ず来る!!

そしてまだ触れてない娘の温もりを思いっきり感じてくれ!キュロス!!!

<関連記事>
「ONE PIECE」 キュロスの想い。その温もりを感じたくて・・・(第742話)
「ONE PIECE」 その時、ドレスローザに激震が走る...!(第743話)
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<最近の記事>
「ONE PIECE」 ローの恩人と『”D”の意志』との繋がり
「ONE PIECE」 この海で最も恐るべき力
「ONE PIECE」 ドフラミンゴが語る家族と数奇な人生について
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ONE PIECE 74 (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎
集英社 (2014-06-04)

この記事に含まれるタグ : ワンピース 74巻 感想 ドレスローザ キュロス レベッカ 

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「もぐささん」 普段は控えめな女の子が見せる”ハラペコ笑顔”でポジティブに!

   ▲  2014/05/03 (土)  コミックス
もぐささん 1 (ヤングジャンプコミックス)


食べる女子。見守る男子。
ふたりは、きっと幸せになる。


「もぐささん」第1巻が発売になりました。
「もぐささん」はWEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」に掲載されている作品でしたが、
この春からヤングジャンプにて移籍連載が開始されています!
私はヤンジャン本誌で「もぐささん」を初めて読み、
百草さんの可愛さに一瞬で心を鷲掴みにされた読者の一人です。
てなわけで、今回は新食感マンガ!「もぐささん」について書いていこうと思います。
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きゃしゃな体で控えめな性格の”百草みのり”は一見地味な女子学生。
そんな彼女の事が前から気になっていた男の子”小口虎雄”は
ある日、自分の親が営む定食屋「小口食堂」に百草さんがやって来た際に
彼女の意外な一面を目撃してしまいます...


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『バクダンからあげ定食ダブル+餃子』

普通の女の子はまず食べない大きさのからあげを美味しそうに頬張る百草さん。
大人しそうな彼女からは想像できない見事なまでの食べっぷり。
そのギャップを知ってしまった小口君はさらに彼女の虜となってしまいます。
しかし百草さんが見せた豪快な食いっぷりはほんの一部分に過ぎず、
次の日、小口君は彼女の底知れないまでに貪欲な食い意地を目の当たりにするのでした...


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ななな何と!授業中、シャープペンシルを持っていると思わせプレッツェルを食べる百草さん!!
筆記用具のカリカリ音に、食べるとき出てしまうカリカリ音をうまくとけ込ませるその姿。
さらには手に持ったプレッツェルでノートに文字を書くふりまでする徹底ぶり・・・
小口君も語っていましたが、なんという策士!すげぇな百草さん!!

あまりの食い意地にちょっとひいてしまった小口君ですが、
何だかんだで気になってしまう百草さんにプレッテェルの話をします。
授業中にプレッテェルを食べている事がバレていたと知った百草さんは大パニック!
「自分は意地汚いぶたですっ!!」と自らを卑下し始めます。…百草さん…か、可愛すぎる!!


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「誰にも言わないでくれる・・・?」

プレッテェル事件から、百草さんと彼女の秘密を知った小口君との”内緒の関係”はスタートします。
食べる百草さん、見守る小口君。
小口君同様に百草さんが普段は見せない食い意地に可愛いと思いつつ、
彼のツッコミ&リアクションに我々読者も共感しちゃえるのがこの作品の良いところ!!


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”辞書の中にごはん隠してた!!!!”

で、1巻で一番印象的だったのがコレ。
辞書の中に大量のごはんを隠し持っていた百草さん。
手に持っていた小さいお弁当箱はおかずだけのフェイク...
大量のごはんを辞書ケースの中に隠していた事実に小口君同様衝撃が走りました!


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百草さんの勢いは止まることを知りません。
ごはん一膳分(140g)を一口で頬張ったと思いきや、
もう一膳分を口に入れちゃう食いっぷりに度肝を抜かされました・・・
両ほっぺをパンパンにする姿はまるでハムスターの様...すげぇな百草さん!!(二度目)


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さらに、調理実習の回では百草さんは肉が焼ける時に出る音「ジュワ~」を
聞くと反射的によだれが出てしまう体質であることが判明!...
それなんてパブロフの犬!!
百草さんは自分自身の事を「意地汚いぶたですっ!!」って言っていたけど、
実際は豚ではなく犬だった!?ああ、よだれをコントロールできない百草さん可愛いなあ!!


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でもやっぱり美味しそうに食べてる姿、食べ終えた後の本当に幸せそうな笑顔の方が好きです!!
反射的に食い意地が出てしまい、それを恥ずかしがる百草さんも可愛いんですが、
食べる時はいつでもポジティブなその姿にときめかずにはいられない!

そして、話数を重ねるごとに仲良くなっていく百草さんと小口君の関係からも目が離せません。
6・7話では2人で映画館デートまでしちゃう仲に発展しているので、
ラブでコメり出す日が来るのもそう遠くなさそうです!!
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新食感マンガ!「もぐささん」。
普段は大人しく地味めな女の子の百草さんが食べる時に見せる笑顔や、
食い意地が張りすぎて恥ずかしがる一面が可愛すぎて見てる方が心もお腹もいっぱいになる!!
「もぐささん」を味読な方、興味を持たれた方は下記のリンクより第1~3話+αを試し読みできるので、ぜひぜひ百草さんの可愛さを味わってみてください!!

<関連リンク>
となりのヤングジャンプ : もぐささん
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この記事に含まれるタグ : もぐささん 大竹利朋 百草みのり 小口君 感想 

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「一週間フレンズ。」 何度も、何度でも僕らは”トモダチ”になる

   ▲  2014/04/26 (土)  コミックス
一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)

「長谷くんとの記憶は全部消えちゃうってこと」

「一週間フレンズ。」単行本第1~5巻大好評発売中&アニメ絶賛放映中!
いやー、アニメ 「一週間フレンズ。」 面白いですねー。
毎回視聴する度に切なさに胸が閉めつけられ、
さらに時折見せる藤宮さんの明るい笑顔にもう心を鷲掴みにされてしまいました。

で、かく言う私はアニメをきっかけに原作であるコミックを購入した新参者です。
今アニメを第3話まで視聴したわけですが、
ちょうど単行本1巻の内容まで(第3話「友達の友達」 )であったため
この記事ではアニメでは描かれていない部分や、ちょっとした変更点などを書きつつ、
単行本 「一週間フレンズ。」の魅力を紹介していけたらと思います。
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「私ね、楽しかった記憶月曜日には消えちゃうの」

まず、「一週間フレンズ。」とは
「1週間で友達との記憶を失くしてしまう」ため付き合いをしたがらない女の子”藤宮 香織”と、
そんな彼女とトモダチになりたいと思っている”長谷 祐樹”との淡く切ない関係を描いた作品です。

「一週間フレンズ。」をアニメから入った身として原作であるコミックを読んだ時、
『同じ場面でもこうも与える印象が変わってくるのか』と思いました。もちろん良い意味で。
アニメ・漫画両方ともそれぞれの良さがありどちらも大好きなのですが、
でも何というか漫画を読んでいるとき、同じシーンでも
アニメ視聴時にはなかったクスッと笑えてしまう事がけっこうあったんです!


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長谷くんが藤宮さんに初めて「友達になってください」と伝えたこの場面。
アニメでは切なく思えた場面でしたが、漫画では少しコメディチックに描かれています。
この1ページだけではなく、話の半分は4コマで構成さえていて、
それがアニメと同じ場面でも違う印象を与える要因になっているのではないかなと。
そして、もう半分を一般的な漫画のコマ割りで描く事でうまく笑いと切なさのメリハリをつけていると感じました。
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また漫画を読んでみると、アニメでは描かれていなかった場面などがあり、
そこを知っているといないとでは話の見え方が少し変わってくるなーとも思いました...


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「今日長谷くんのお弁当作ってきたの」

アニメ3話は藤宮さんが卵焼き作りに挑戦している所から始まるのですが、
実はその前に藤宮さんは一度長谷くんにお弁当を作っていたのです。
その時、お弁当に入っていた卵焼きを食べた長谷くんが「俺これ好きなんだー」
と言ったことが発端となり、藤宮さんは卵焼き作りに挑戦したというわけだったのです。


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でも藤宮さんが最初に作ってきた卵焼きは醤油味で、長谷くんは甘い卵焼き派でした。
これが藤宮さんが料理を作っていた記憶を取り戻すきかっけとなった”18”gの砂糖入り卵焼きの
アニメでは描かれていなかった誕生秘話。
上記の絵は4コマの最後の2コマなのですが、コメディ色がやや強い4コマの中に重要なポイントが
さらっと描かれているのもこの漫画の特徴的な点の一つであると言えそうです。
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「私にだって友達いるんだから!」

藤宮さんが影で悪口を言っていたクラスメイトに一言告げる場面。
アニメ第3話だと「私にとってこのノートはとても大切なものなんです」と冷静に言うのですが、
漫画では声を大にして度ストレートに思いを告げる藤宮さんが描かれています。
この場面に関しては可愛さで言えばコミックの藤宮さん、クールなのはアニメの藤宮さんですが、
結局のところどっちも素敵であるという結論にいたります。藤宮さんマジ天使!!

その他、おそろいのシャープペンや将吾の藤宮さんに対する接し方など、
アニメにはない細かい点がいくつか描かれていたりするので、
「一週間フレンズ。」の単行本を未読な方は是非読んでみる事をオススメします。
(何とカバー裏表紙には藤宮さんのセーラー服姿が!!要チェクや!!)
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[余談]
以上、「一週間フレンズ。」の単行本1巻をアニメ3話までと比較しながら紹介した記事でした。
「一週間フレンズ。」 についてはまたレビューしたいなと思っているのですが、
私の場合アニメの展開が気になっているため、単行本に関してはまだ1巻しか読んでおらず、
それ以降の内容はまったく知らない状態です・・・
漫画とアニメだと話の順序が微妙に違っていたりするので
次の感想はアニメ終了後、第6巻の感想あたりになるかもしれません...
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一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)
葉月 抹茶
スクウェア・エニックス (2012-06-22)

この記事に含まれるタグ : 一週間フレンズ。 葉月抹茶 感想 藤宮さん 長谷くん 

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「1/11 じゅういちぶんのいち」 先輩から後輩へ、受け継がれる信念

   ▲  2014/03/16 (日)  コミックス
1/11 じゅういちぶんのいち 8 (ジャンプコミックス)

「俺が輝くのは一瞬でいい。一瞬でいいんだ」

「1/11 じゅういちぶんのいち」 第8巻が発売されました。
サッカー選手”安藤ソラ”を巡る様々なドラマを描いた本作品も気がつけば8巻目。
そして、何とこの春には実写映画化と、
今まさに勢いのある漫画のひとつであると言えます。

本作品は”安藤ソラ”の物語であるものの、
掲載される話によって主人公が異なるオムニバス形式です。
今巻は弱小校に入ってきたルーキー”椎名千里”と、
プローチームに加入した新人”狭川遼馬”の話が収録されています。

狭川遼馬の話は前編のみの収録だったため、
今回の記事では椎名千里の事について書いていきたいと思います。
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椎名千里
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ソラのいる高校に入学し、サッカー部に入部してきた椎名千里。
彼は全国常連の中学の出身であり、実力は折り紙付き。
しかし、彼はその技術の高さからか、独りよがりなプレーをし、
周りを見下す性格の持ち主でした。


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「あんなドリブル初めて見たよ!!」
練習後、椎名のドリブルに感動し、話しかけてきたのは3年の”越川凜哉”。
1巻を読んでいる皆さんはご存知だと思いますが、
この越川は3話目で主人公として描かれています。


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『昔の”越川凜哉”』

サッカー部に入る前の越川は、野球部で汗を流した中学時代を忘れ、
ただ毎日をダラダラと過ごすイケメンリア充でした。そんな時、
「世界で一番のチームの1/11になりたいんです」
そう話すソラと出会い、もう一度何かに夢中になりたいと決心し、
坊主頭にして新たな人生の一歩を踏み出した越川。
その越川がまさかの再登場!これは熱い!!


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『クライフターン』

そんな越川が椎名にクライフターンを教えてほしいと頼みこみます。
椎名はその練習に付き合うものの”ヘタクソはずっとヘタクソのまんまだけどな”と
越川にまったく期待などしていませんでした。
ですが、このクライフターンがまさかあんな形で実を結ぶことになるとは、
椎名も私自身も度肝を抜かれました。
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ある日、ソラにタバコを吸っているところがバレた椎名は、
他の部員より上手いんだから別にいいだろと返します。
それに対しソラはドリブルで俺を抜けたら好きにしろと勝負を持ちかけます。

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『突きつけれた現実』

結果は椎名の惨敗。何度やってもソラを抜くことは出来ませんでした。
「ボールを持ってる時だけがサッカーじゃないんだぞ」
ソラは過去の自分と椎名を重ね、
ボールを持っていない時にどう動くのかもっと考えた方がいいと助言しますが、
その言葉に対し椎名は「走るなんてボールの持てない下手糞がやることだ」
と、越川を指差しながら八つ当たりをする始末・・・

その罰が当たったのか、街を歩いていた椎名はDQNに突っかかり、結果ボコられてしまいす。
”誰も助けに来るわきゃねえか・・・”
と思っていたその時...
「同じチームの仲間なんだ…!!」と椎名を助けに来たのは越川!
無抵抗のままボコられただけでしたが、椎名を救った越川△。

「何でアンタをバカにした俺を仲間って言ったんスか」
先輩にも関わらず、本人にヘタクソと言い切った椎名は、
何故越川は俺を助けてくれたのか?そう問いかます。
それに対し越川は...


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「お前がいればチームは絶対強くなる」
「お前は俺たちのチームに絶対必要な仲間なんだよ…!!」


と、言い放つのです。
それは自分を救ってくれたソラのためでもあるわけですが、
自分を見下していた後輩にこの言葉は中々言えたもんじゃありません。越川△(二度目)
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時は少し流れて、場面はインターハイ県予選決勝トーナメント2回戦。
相手は堅守速攻を武器とした強豪、青琳館高校。
椎名は前半、そのチームの要であるDFの阿久津に何も仕事をさせてもらえませんでした。
そんな椎名は試合後半、越川がボールを持っていない時はチームで一・二を争うくらい走っている
ことを知り、ボールを持たず光が当たらないプレーの大事さを肌で感じ取るのです...


「俺が何度でもボールを拾うし…何度でもボールを奪ってやる」
「何度失敗したっていい…俺達を信じて何度でも行け椎名!!!」



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「いけ!!椎名!!」

あれだけヘタクソとバカにした先輩が自分を信じてプレーしている...
そして、相手に取って一番の脅威になっている...
その越川の声に全力で応え、ゴール前でチャンスを作りだした椎名は、
「お前が決めろ越川!!」
と、こぼれ玉に反応していた越川に言葉(ラストパス)を送ります。
DFの阿久津が詰め寄る中、越川が取った行動は・・・



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”クライフターン”

そう、シュートかと思われた場面で越川はクライフターンを選択。
それが功を奏しゴール!!同点に追いつきます!!越川△(三度目)
試合結果はここでは敢えて書きませんが、試合後越川は椎名に対し、
一瞬の輝きのために準備することが大切だと告げるのです...

「準備すれば俺みたいなヘタクソでも輝けるんだ」
「たとえそれが一瞬だとしても」


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「…だから 俺が輝くのは一瞬でいい」
「一瞬でいいんだ」


一瞬の輝きのために、ボールを持たない時間でさえ一生懸命プレーし、
何が起きてもいいように常に準備をしておく。
そう言い放つ越川さんが眩しすぎて、目頭が熱くなるな・・・
そんな越川を見て改心したのか、椎名は頭を坊主にします。
先輩から後輩へ受け継がれた信念、
それを坊主というカタチで表したのではないかと思うとさらに胸が熱くなるな!!
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[余談]
下記リンクから「1/11 じゅういちぶんのいち」を無料で試し読みできるので、
本作品に興味を持たれた方は是非一度読んでみることをオススメします。
(リンク先の右にある”試し読み”をクリックすると8巻の”椎名千里”前編を読むことが出来ます。)
1/11 じゅういちぶんのいち | 集英社マンガネット S-MANGA.net

<関連記事>
「1/11 じゅういちぶんのいち」 1巻。サッカー少年を巡る様々なドラマに心を打たれた
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この記事に含まれるタグ : 1/11 じゅういちぶんのいち 中村尚儁 8巻 感想 

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「ONE PIECE」 ”あの男”の登場と、”3つの杯”との関係性

   ▲  2014/03/10 (月)  ONE PIECE
ONE PIECE 73 (ジャンプコミックス)

風雲急を告げるドレスローザ!!
そして”あの男”が姿を見せる!!
(「ONE PIECE」 73巻帯より)

前回の記事の続きとなります。
今回は前の73巻記事で書けなかった”あの男”の正体について迫っていきたいと思います。

この記事を書いている時点でジャンプ本誌の「ONE PIECE」は第740話まで進んでおり、
”あの男”の素性も徐々に明らかになっています。
ですが、一応今回の記事では73巻までの情報を元に記事を書いていきますので、
コミックス派の方でも安心して読める内容になってます。
それでは本題へ...
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突如現れた謎の男
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『誰だお前は!!』

「”メラメラの実”はお前には渡さねェぞ”麦わらのルフィ”!!」

ローを助けに行くため、”メラメラの実”の諦めコロシアムの外へ出ることにしたルフィに対し、
バルトロメオは優勝してあんたに届けるつもりだから安心してくんろと話していた...
と、その時突然2人の間に割って入くる謎の男が出現!!
”メラメラの実”は渡さないと言い放つ男にバロトロメオは、
ルフィ先輩はエース様の弟にして未来の”海賊王”であらせられんだっぺと激おこプンプン丸!


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『貴族のような装い』

「 - そんなこと昔から知ってる 」

そんなバルトロメオを”トン”と軽く払いのける謎の男。
軽い感じで押していますが、次のコマで”ガシャン!!”と効果音が出てるので
バルトロメオは結構な勢いで壁に衝突してます。”トン”なのにすごい力!!

その後、ルフィを昔から知っているという謎の男はルフィに話を持ちかけます。
”メラメラの実”を奪われたくないルフィは、少し怒ったような顔で会話をしていましたが、
何かに気づいたその瞬間、目から涙がこぼれ、最終的には・・・


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『ワンピ伝統の顔芸』

この顔である。

エネルがルフィに雷が効かないと分かった時とほとんど同じリアクション。
ペローナやジンベエも似たような顔をしたことがありますが、
1ページ分丸々と使ったのはエネルとルフィのみ。
で、話は戻りますが、ルフィがこれほどまでに驚き涙したこの男は一体誰なのか!?
その謎を紐解くには、第731話の最後の2ページが重要になってきます。
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紐解く鍵は”3つの杯”
onep73-14.jpg
『”3つの杯”どーん!!』

「生ぎてると思わ゛ながっだんだ 」
「あのとぎ死んだと・・・!!」

「死んだど思っでだんだ!!! 」

まずは、謎の男との話し合いを終え、
コロシアムの外に出てドフラミンゴのいる宮殿に向かうルフィのこの発言に注目。
”あのとき死んだと思っていた”・・・
ルフィが過去に亡くした大切な人物といば、
”頂上戦争で戦死したエース””天竜人に殺されたサボ”の兄弟2人。

エースの場合は目の前で死にゆく姿を見届けています。ですが、
サボにおいては、サボの乗った船が沈められた様子を目撃したという情報を聞いただけであり、
実際にサボの死に立ち会えた訳ではありません。
また、襲撃を受けて船は沈みましたが、サボが死んでいる様子は描かれていません!

そして、最後のページで”謎の男”が言った言葉...

onep73-13.jpg
『エースと白ひげの墓』

「エースの”メラメラの実”はおれが貰う!!」
「あいつの意志はおれ達が継いでいくんだ!!! 」

この言葉と共に、エースの墓の前に供えられた”3つの杯”...
そこから導き出される”謎の男”の正体とは...

あえて言おう、サボであると!!

サボはやっぱり生きていた!!
といっても、まだ断定した訳ではありませんが、
ここまでの演出をされたら否が応にもそう思わずにはいられない!!

上記のコマは第68巻”第688話の扉絵”で一度描かれています。(花束の数は違いますが)
扉絵で杯が3つあることに気づいた時から、サボが登場する日を待ち焦がれていましたが、
まさかドレスローザにやって来るとは思っていませんでした。
いやー普通に嬉し泣きしてしまいました、はい。


onep73-16.jpg
『あの日、あの時、あの場所で・・・』

”また兄弟3人どこかで会おう”

サボがエースに宛てた手紙に書かれた約束。
その約束が果たされることはなくなってしまいました。
ですが、”エースの意志””メラメラの実”を受け継ぐと宣言した
サボ (偽ルーシー)に期待せずにはいられないってばよ!!
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サボに関する事
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『革命軍兵士”バニー・ジョー”』

以前、第589話の感想 (ジャンプ掲載時)で
”サボは生きているのではないか!?”と記事にした事があります。
(過去記事:「ONE PIECE」 実は生きていた!?サボがルフィとエースに会えなかったワケとは

その時はサボは革命軍に助けられたのではないかと予想し、
ロビンと話している人物がサボではないかと書きましたが、
後に発売された「ONE PIECE BLUE DEEP」で
その人物は”バニー・ジョー”であると明記されています。

ロビンを助けた人物はサボではありませんでしたが、
今回、革命軍であるコアラと電伝虫でやり取りしている姿から、
サボはやはり革命軍に助けられ、そのまま革命軍に所属した流れと考えてよさそうです。
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お気に入りのシーン”
onep73-11.jpg
『最高に男前だっぺ!!』

「おれァ腐ってもダチは見捨てねェ!!」

登場時こそ極悪外道な男だと思いましたが、
ルフィに憧れを抱く事が判明してから、好感度があがり始め、
遂にはこんなカッコエエ台詞まで言うなんて・・・
バルトロメオお前ェいい奴すぎるだろ!!

今思うと、海軍本部中将のメイナード (キャップマン)にやられた部下の敵を取る為に、
キャップマンをボコってたんですよね...
部下でも戦友でも見捨てないその心意気にシビれたぜ!!
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[余談]
以上、73巻の感想の続きでした。
今巻はドレスローザ編の怒涛の展開に心が躍りましたねー。
来週からは「ONE PIECE」のジャンプ感想を復活させる予定でいます。それではまた次回。)ノシ
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<関連記事>
「ONE PIECE」 ドレスローザに起きた悲劇とドフラミンゴの過去
「ONE PIECE」 受け継がれる”意志”と”麦わら帽子”
「ONE PIECE」 ジュエリー・ボニーは一体何者なのか
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ONE PIECE 73 (ジャンプコミックス)
尾田 栄一郎
集英社 (2014-03-04)

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(記事編集) http://monohibi.blog83.fc2.com/blog-entry-239.html

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